三叉神経痛の原因を考察

20歳から三叉神経痛を患いもうすぐ7年になります。10以上の病院を回り、有名なお医者様にも診てもらいましたが画像には原因がなく薬もあまり効かなくなりました。手術もブロック注射もしていません。素人ですが、三叉神経痛で苦しむ方々の少しの望みになれるように私なりの原因について考えていきます。

三叉神経痛は筋・筋膜性顔痛の可能性がある

12月8日の「ザ!世界仰天ニュース」にて

原因不明の歯の痛み特集がありました。

 

その内容は

5年間も歯の激痛に悩まされ

食べられるのは流動食。

様々な病院に通ったが原因を見つけられず

抜歯をし、歯を削られ

最終的には「心の問題」と言われて心療内科へ。

そこでは脳で痛みを勝手に作り出していると言われて

一生付き合っていくものだと言われる…

 

というものでした。

 

まるで自分を見ているみたいでした。

 

慢性疼痛の人は

全く同じ経路をたどって

精神科で薬をもらっている人も

多いのではないかと思います。

 

でも、原因はあったんです。

それが、「筋・筋膜性歯痛」でした。

 

5年間苦しんでいた

歯の痛みは、咀嚼筋の関連痛でした。

 

筋肉の痛みなんて

大した痛みじゃない。

そんな風に今でもHPに書かれています。

 

でもこのTVをみて

こんなにも激痛を引き起こすんだ

ということをお医者様が

わかってくれるといいなと思いました。

 

さて、その診断法と治療法としては

【診断法】

こめかみを押して歯の痛みが再現されるか

【治療法】

こめかみ、頬、首のマッサージでした

 

番組内では、こめかみを押すだけで痛みが再現されていましたが

実際、押してその痛みが再現されるのは

表面上にトリガーポイントがある場合のみなので

そこは、あまり当てにならないと思います。

 

そして治療法のマッサージですが

西洋医学が最も不得意とする分野ですよね。

 

特に顔面痛を引き起こすと言われている

首に関しては、ほとんどの医療機関

マッサージを受けることは出来ません。

 

だから、東洋医学で治す人

治る人が多いのかもしれませんね。

 

痛みを引き起こす原理としては

筋肉の持続的な緊張→脳(中枢)に伝わる→末梢で痛みを引き起こす

というものでした。

 

脳が痛みを出す場所を変化させているということです。

 

痛みを作り出すのは脳なので

三叉神経痛の薬の「テグレトール」も

少しは効くでしょう。

でも完全に痛みが取れることはありません。

 

少しでも、テグレトールが効いてしまう。

これが、三叉神経痛と筋筋膜性の疾病を

誤診させている要因だと考えられます。

 

多くの人は

三叉神経痛ではなく

「筋・筋膜性顔痛」であることが

いつか論文でも発表されるのではないかと

信じています...

 

そして治療法も

服薬だけではなくちゃんとした治療法が

確率されることを願ってます。