三叉神経痛の原因を考察

20歳から三叉神経痛を患いもうすぐ7年になります。10以上の病院を回り、有名なお医者様にも診てもらいましたが画像には原因がなく薬もあまり効かなくなりました。手術もブロック注射もしていません。素人ですが、三叉神経痛で苦しむ方々の少しの望みになれるように私なりの原因について考えていきます。

「三叉神経痛」と誤診されやすい病気

三叉神経痛口腔顔面痛に関して調べていた時

こんな記事を見つけました。

 

その歯の激痛は「歯」が原因じゃないかもしれない(木原 洋美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) (ismedia.jp)

 

内容としては

6年間苦しんできた歯や顔の痛みが

「非歯原性歯痛」という筋肉の痛みであったという記事です。

 

この診断にたどり着く過程において

この患者さんは、

親知らずのせい、メンタルのせい、

三叉神経痛、非定型顔面痛だと

言われ苦しみ続けてきました。

 

受けた治療法としては

「服薬治療」や「ブロック注射」で

3年ほど寛解期があったことも

明かしています。

 

痛みが再燃した後は

ブロック注射をしても

効果がなく死ぬことさえ考えたと…

 

その後、口腔外科の医師により

「筋筋膜性歯痛」と診断され

治療を開始、痛みを緩和することが出来たと

書かれています。

 

しかし、今でも完全には痛みが

とれていないとも書かれていました。

 

本当辛すぎますよね。

こんなにも知らない医師が多く

認知度が低いのかと絶望したくなります。

 

筋筋膜性歯痛に関しては

以前のブログでもご紹介しました。↓ 

sannsa.hatenablog.com

 

さて、ここで重要なのは

三叉神経痛と誤診された経緯がある」ということ

抗うつ剤の服薬で症状が軽減した」ということです。

 

Aさんの症状の中に

鈍い痛みが続く症状の他に

「電気が走るような鋭い痛み」がある

と書かれていますね。

 

鋭い痛み、電撃痛は

三叉神経痛の典型的ともいえる症状です。

この症状を脳外科でいえば

100%に近い確率で「三叉神経痛ですね」

と言われてテグレトールを出されることと思います。

 

そしてMRIを撮り、血管の接触が写らなければ

「原因不明です。でも頭を開けてみないと

実際はわかりません。どうしますか?」

と聞かれることでしょう。

 

そして、手術で治らなければ

メンタルの問題か再手術を宣告される

かもしれません。

 

しかし、Aさんの最終的な診断は

「筋肉の痛み」でした。

 

本当に恐ろしいなと思ってしまいます。

 

ここでわかるのは

筋肉の凝りが長引くと

電撃痛の症状が現れるということです。

 

抗うつ剤や抗てんかん

神経障害性疼痛の薬が少し効いたのも

きっと緊張が緩んだためだと思われます。

 

三叉神経痛と診断され

MRIにも異常がない人は

 

電撃痛の他に何か症状がないか

この電撃痛が起こる前の

初期症状は何だったのか

 

これを医師にしっかり伝えることが

大切です!!!!

 

誤診によって身体に傷をつくる人が

少しでも、ほんの少しでも減ることを願っています。